昔日0

皆さんこんばんは、さばおたです。

本日は2021年1月25日です。もうクリスマスから1カ月経ったんか...聖夜の日に一人PCの前でセブンイレブンの「鍋焼きうどん」を啜っていた記憶が鮮明に蘇ります。

 

さて、本日は前回のご挨拶から記念すべき1回目として、私のとある体験談をお話したいと思います。ちょい長いので2回に分けて記します。(ここからですます表現でなくなるので悪しからず)

 

 

屋久島行った話

今から遡ること約2年と半年、私は友人と2人で鹿児島の地へ降り立った。理由は屋久島で行われているとあるボランティア(兼インターンシップ)に参加するためだった。概要は「屋久島を生態圏とするウミガメの調査、そしてそれを取り巻く環境の保全」だった。

お堅い感じではあるが、要するにウミガメの巣を掘り返して色々調査をしたりするボランティア活動だ。ボランティアなので当然給与は発生しない。衣食住を他の参加者とボロいシェアハウスで共にし、期間は最低で2週間から。支給品は米と調味料のみ。

私は友人と2週間そのボランティアに参加することにした。

 

なんで参加したの?

参加を決意した背景として自分が動物好きということがまず一つ。しかもウミガメなんて本州じゃめったにお目にかかれないレアな生き物と触れ合えるというのだからまぁ魅力的ではあった。それに本格的に就活に入る前にビジネスパーソンに話せる「ネタ」が欲しかった(よくあるボランティア頑張りました~的なアレ)。

屋久島なんてめったに行けるもんじゃないしということで暇な夏休みを利用して参加を決意したのだった。

 

全体的にきつかった

全体を通しての感想を始めに述べると、結構きつかった。まず拠点となる地域周辺にスーパーやコンビニ等買い物できる場所がなかった。買い出しは週に2回。各人が週に2000円ずつ出し合い、それを軍資金として買い物をする。資金的に限られているから、週の初めに贅沢をし過ぎると後半は毎食白米とふりかけだけという中々悲惨な状態にもなった(まだ米が支給されるだけマシだったが)。

 

調査自体もなかなかにキツく、行動開始するのは夕方の18時ごろ。だいたい22時過ぎまでウミガメの巣を掘っては埋めて掘っては埋めてを繰り返す。体力的に自身はそこそこあったが、普通に苦行だった。朝は6時に起き、食事係以外は夜と同じく砂浜へ。そこではウミガメの巣の状態や足跡を確認した(足跡をたどるとマーキングされていない新しい巣にたどり着くため)。これを2週間毎日繰り返す。

帰宅したときには体重が5キロ減っていた。

 

調査だけじゃない

ボランティアとして行う活動は調査だけではない。「食事係」「レクチャー(後述)」「掃除」など、メンバー内で役割分担を行い日中はその役割に従って行動する。

 

「食事係」...朝・昼・夕のメンバー全員の食事を用意する。基本はツ―マンセルでする。朝の調査活動が免除されたので個人的に一番いい役割。

「レクチャー」...シェアハウス(と呼んでいいのかわからないボロ屋)に併設されたウミガメの展示施設に訪れる人々に様々なことを教える係。自分はウミガメの知識ゼロで参加したため初日はただただきつかった。慣れれば結構流暢に説明できた(気がする)。でも見知らぬ人相手(団体客だと数十人単位)に逐一説明しないといけないため個人的に一番キツかった。

「掃除」...そのままの意味、シェアハウス内部や周辺の清掃を担当する。海洋生物と隣り合わせという点や施設の大奥(みんな畏怖と冷やかしを込めて陰でそう言っていた)がかなり口うるさい人だったのでこれも結構大変な役割だった。

 

朝と夜は調査活動、日中は上記の役割をこなしつつ自由時間というのが屋久島でのルーティンだった。

 

個性豊かなメンバーたち

全年齢型のボランティアとあってメンバーは様々だった。

自分と同じように夏休みを利用して参加している大学生、仕事でできた空白期間を使って参加している社会人、ドイツ人留学生、浮浪者 etc...実に様々な人々が代わる代わる一年を通じてボランティアとして活動している。

今回のような接点がなければ絶対に会うことのなかったであろう人々と数週間生活を共にする...不思議だが居心地が悪いと感じることは無かった。

 

初めて感じた「コンビニのありがたさ」

さて、我々ボランティアが活動する地域周辺には食料品を扱う店がない(一部例外アリだが後述で)と前述したが、スーパーは車で片道30分かかる場所(最短)。しかも離島価格というべきか割高だった。活動し始めて3日と経たないうちにコンビニが恋しくなった。何せ屋久島のコンビニ事情は思った以上に深刻で、調べてたところ埠頭の周辺の「街」と呼べるレベルの場所にしかなく(自分たちの活動場所は街のちょうど反対に位置していた)、しかも24時間営業ではない。しかも「コンビニ」とは銘打っているものの、ATMも印刷機もコーヒーマシンもないというような代物だった。

なので、もし屋久島へバックパック1つで旅するぜ!という方が居たら持てるだけの食糧を持ち合わせた方が幸せになれるかもしれない。

 

 

今回はこの辺で。

次回は屋久島で体感したことについてでも。

おやすみなさい。

ブログ始めました

ようやく腰が上がった

この度、ブログを始めることになりました。

ブログというもの自体は数年前からやってみたいなぁ

と思ってはいたのですが、始め方やどのようなサービスを

選択すれば良いかなど、考え始めたらいろいろと面倒そうだったので敬遠

していました。

 

が、学生から社会人へと身分が変わるにつれ「大したことでなくていいから自分の生活や考えたこととか色々文字として記録したいな」という欲求が高まってきたため、ここにブログデビューを行うことを宣言します。

拙い編集等見受けられると思いますが、一人の凡人の人生の記録として暖かく見守って頂ければ幸いです。

また、この場をお借りして「はてなブログ」を勧めてくれた友人に感謝を。

 

何を「記録」する?

具体的に何を記事として執筆していくかですが、前述の通り

自分自身の生活で起こった出来事や考えたこと、また趣味等ジャンルは決めずに

やっていく方針です(何も考えてない)。

もともとブログを始めたいと思っていた根幹に「日々の何気ない一コマを他人と共有したい」というものがありまして。

そんな訳で、特に「路線として何も考えていない」という計画性の面から見ればあるまじきスタートアップをお許しいただければと思います。

ちなみに執筆頻度も未定です。